俺はまた親父に向かって行く。


数時間もの間、俺と親父の戦いは続いた。


この俺でも、そろそろ体が悲鳴を上げ始める。


親父もさすがに息が上がっているようだ。


次の一発で終わらせねぇとやばいな…。


そう思うと、俺は右の拳に集中し、力を一箇所に集める。


親父も次で終わらせようとしているのか、俺と同じ構えになる。