ミゲルがそう言ってくると言う事は、俺の力がだんだんとミゲルに近づいているって事だ。 朝飯を済ませて早速ミゲルと手合わせをする。 「ではシキ様、まいりますよ?」 「あぁ。いつでもこい!」 「では…」 ミゲルは姿を消すと、俺の背後に回る。 すぐさま振り返り、ミゲルの蹴りを腕で受けとめる。