それから毎日、俺は朝から晩までミゲルと稽古をしていた。


「そんなスピードでは私に触れる事もできないですよ?」


「わかってる!」


くそっ、まだミゲルに触れてもいねぇ…


気付いたら俺の頬にミゲルの拳が入り、体が吹っ飛んだ。


「いってぇー…」


「あ!すみません。つい…」