「わかりました。さぁ、シキ様。」


ミゲルに抱えられるだけで痛みが全身に走る。


情けねぇ…たった一発でこの有様とは…。


悔しいが、体が動かねぇ。


俺はそのまま部屋へ連れていかれた。


ミゲルは俺をゆっくりととベッドへ降ろす。