思いっきり力を込めて親父の腹めがけて殴りかかる。


「まだまだだな。」


いけると思ったその瞬間、俺の腕は親父に掴まれ、そのまま上へ放り投げられる。


天井で足をつき受け身を取る。


くそっ…やっぱそう簡単にはいかねぇか。


「どうしたシキ。そんな所にずっといる気か?お前はまだまだ子供だな。」


ダメだ、挑発に乗るな。