昔の俺はもういないんだ。


親父の目をキッと睨む。


「どうしてもか?」


「あぁ。」


「…ならば、着いてこい。」


そう言って連れてこられたのは、俺が昔、戦闘技術を学んでいた場所だった。


よくここでミゲルにボロボロにされるまで稽古をした。