扉へ入るとその先は俺の部屋へと繋がっていた。


久しぶりの家。


別に懐かしいとは思わない。


ただ広いだけの殺風景で寂しい部屋だ。


「ミゲル、お前後で覚えてろよ?」


パラディンの中には俺の世話係が1人含まれていた。


幼い頃からずっと俺の側にいたやつだ。