「もう見つかっちまったし、お前に危険が及ぶかもしれねぇ。」 「でも、だからってシキと離れたくないよ!」 まるで俺の心を見透かしてるみたいに抱きついてきた。 有美から離れる事が1番安全だと思ったんだけどな…。 「俺がお前を守るよ。」 必ず。