なんだかよくない事が起こりそうな予感がした。


部屋に戻ると、シキとソファに座る。


「この前、トラックを止めた事あっただろ?あの時ちょっと力出し過ぎた。多分それで見つかった。」


「私を助けてくれた時だね。」


「もう見つかっちまったし、お前に危険が及ぶかもしれねぇ。」


「でも、だからってシキと離れたくないよ!」


思わずギュッとシキに抱きつく。