くすぐったくて、身をよじった。


「シキ、くすぐったいよ。」


手の動きを止めると、シキは私をぎゅっと抱きしめた。


「ずっと、俺のそばにいろよな…」


「うん、ずっとシキのそばにいる。」


甘い甘い夜を過ごした私たち。


こんな毎日が続くものだと思ってた。