早くシキの顔が見たい。


もう、完全に好きになってた。


「ただいま!」


「おぅ、おかえり!」


仕事から帰った私を出迎えてくれるシキ。


疲れていたはずの体も、シキの顔を見ると疲れなんて飛んでいったかのように元気になった。


自分が恋をしていると気付くと、どうしてこんなにも一気に好きって気持ちが溢れてくるんだろう…