本当は知ってる。


シキが心配してくれてた事。


素直じゃないんだから。


そして、悪魔のシキは私の中でたった1人のヒーローになった。


「さ、帰って対戦しようぜ!」


先に歩いていくシキ。


「あ、待ってよ!」


帰ってからゲームの対戦をすると、なんと私はシキに負けた。


そして、シキにされたデコピンは最高に痛かった。