「俺、弱いけど治癒力あるから。」 「あ、ありがと…心配かけてゴメン。」 「たいしたケガじゃなくてよかったよ。お前いなくなったら、誰が俺の飯作るんだ?」 「なにそれ!そっちの心配?!」 「それ以外に何があんだよ?」 もう! 私はちょっと怒りながら…でも笑顔でシキの背中をパシっと叩いた。