でも、それよりシキに感謝していた。


シキがいなかったら、私は淳のしていた事に気付けないままでいたと思う。


それに、私を庇ってくれたこと、私と一緒にいてくれたこと。


素直に嬉しかった。


シキはなんとも思ってないかもしれないけど、私1人だったら絶対こんな風に楽しく一日を過ごせない。


ずっとずっと泣いていたと思う。


もう眠ったと思われるシキに向かってつぶやいた。