あ、危なかった…私、どうにかなる所だった…。


出しそびれたカフェオレを二つのコップに注ぎ、シキの元へと戻った。


いざ、対戦をしてみると、まだ私の方が腕は上だったらしく、シキはさっきからK.O負けだ。


「あ、ちょっと待てよ!それダメだろ!」


「ダメじゃないですぅー。」


「あ!死ぬだろ!このやろ!」


ムキになりながらゲームをするシキはやっぱり子供みたいで、かわいかった。