「ありがとう、真理!! 私、絶対に遊園地に行ってみせる から楽しみにしててっ!!」 ドガッとその場に立ち上がり 座っていたイスに片足を乗っけて 大きくガッツポーズ その体勢で 「打倒!聖ちゃん~~!!」 炎を吐くように 決意を新たにすると 「ホント…、不憫な子…」 真理はハァとため息を吐くと 心底気の毒そうに 私に向かってつぶやいた。