私の求める答えは
私がこの目で確かめるしかない




うーーーん
わかるような、
わからないような…




言いようのない
気持ちを抱えながら


腕組みをして
考え込んでいると





「美優」


「えっ??」





ふいに総ちゃんに呼び止められる。





驚いて声のした方向に振り返ると





「心配しなくてもそのうちイヤでもわかりますよ。」





意味深な言葉で
総ちゃんは不敵に微笑む。





「美優と僕たちと律子さんはクルセイドから逃れることが出来ないんですから。」


「え…??」


「ヴィーナスを守るためには…
ヤツラとの衝突は避けられないですからね。」