「じゃあな♪俺がいなくても泣くなよ?」

「泣かねぇよ!!早く行け!!」



俺は純の部屋を出てバイト先に向かった。



純の秘密を知って、俺は純を守ってやりたいと思った。



俺は何があっても純のそばにいるよ。



俺は元彼とは違う。



俺は何があっても純のそばにいる決意を固めて春輝さんの店のドアを開けた。



「おはよ~ございま~す♪」

「おぅ♪早く着替えてこ~い♪」



ここに来ると落ち着くなぁ。
この雰囲気がたまんないね♪



「イチはぁ?もうヤった!?」

「はぁ!?」



今は開店前の休憩時間。



春輝さんと話してた拓が急に俺に話を振ってきた。



「今春輝さんの彼女との初めてを聞いてたの♪」



春輝さんって柄にもなくそんな話するんだ…。



「俺は純とは、まだかな?」

「「はぁぁぁぁ?」」

「イチ、お前今一緒に住んでんだよな!?」

「まぁね?」

「「信じらんな~い♪」」



春輝さんと拓がオカマ口調で言う。