「初めてコンビニで太一を見た時に、アイツかと思った。後ろ姿がアイツにそっくりで…。顔も少し似てるの…。」

「俺、お前を苦しめてた?」

「最初はね…。でも太一はアイツとは違うから…。」

「ごめんな…。」

「あたしが悪いんだよ。今まで秘密にしてたから。太一、別れたいなら別れてもいいよ…」



純は弱々しい声でそう呟いた。



別れたいわけねぇじゃん…。



「いやだ。別れねぇ。これからは俺がお前を守ってやるよ。今まで一人で辛かっただろ?これからは俺を頼って。」

「ガキに守られたくないよ…。」



純らしい返事。



「じゃあさ、ガキかどうか確かめてみねぇ!?今からベッドで♪」



俺はふざけて純の胸を触った。



「最悪…。」



調子に乗ったら純に殴られた。