純がそんな俺に答えるように舌を絡めてきた。



純はキスがうまい…



マジやばい。



俺の手は純の服の中に。



「太一、ダメっ…」



え?



ダメなの?



「悪い…」



俺は純の服の中から手を引き抜き、そのまま純を抱きしめた。



「太一?そのさ、イヤとかじゃなくて…。」

「いいよ。俺も手出すつもりじゃなかったし♪」

「太一…」

「純の事大切にしたいからまだヤんね♪」



その夜純は俺にしがみつくようにして眠った。



「イチ♪久しぶり♪」

「拓ぅ♪」



次の日俺たちはバイトを探す為にマックで待ち合わせをした。



「イチ、香奈から聞いたんだけど、香奈の兄ちゃんの健太先輩っていたじゃん?」

「あぁ、あのイケメンの兄ちゃん?」

「そう、その健太先輩が夏休みだけ、中先の紹介でバイトしたっつー店があんだけど。」

「マジ!?何屋!?」

「バー?」



俺たちは中先に電話をかけた。