「「乾杯」」



俺たちは飲み始めた。



「太一、土曜日にデートする彼女いないわけ!?」

「悪かったな。純だって暇そうじゃねぇか!!」

「アタシは彼氏つくらないの~♪」



純は以外にも酒が弱いらしい。



さっきからニコニコしてるし楽しそうだ…。



「純って酒弱い?」

「弱くねぇよ♪」



弱いんだ…



「太一、この後どうする!?」

「どっか行きたい!?」

「帰る~♪」



純が帰ると言うからしかたなく送る事にした。



「こっちこっち♪」

「お前ちゃんと歩け!!」



純の足下は少しふらつき気味。



「ここぉ~♪」



そこは普通のアパート。



1人暮らしか…



「太一~!!鍵ない~!!あっ!!あったあった♪」

「ちゃんと鍵締めて寝ろよ!?」

「寄ってかないの!?」