俺はいつものジュースを手に取りレジに持ってく。



純が作業を一時中断してレジを打つ。



「148円」

「あい」

「調度ね。ありがとうございました。」



俺は中先の言葉を思い出した。



「純、ファミレスのバイトって何時まで?」

「14時。何で!?」

「じゃあ土曜日は14時過ぎに駅前で待ってる。」

「行かないって…」

「待ってる。」



そう言い残してコンビニを出た。



土曜日まで後2日。



純は来るかな…



俺は悶々としながら家まで帰った。



ガチャ



「おかえり♪」

「拓…」



家に帰ると拓は康子とお茶を飲んでた。



「太一は彼女いないの?拓ちゃんの彼女って本当にかわいいわね♪」

「いても連れてこねぇよ!!康子が家にいるからな…」

「どうして?翔太はいっぱい連れてくるわよ!?」



康子はどっか抜けてんだよな…



俺と拓は言葉もでないまま部屋へ行った。