店の中で遊んでる一華。



俺は休憩室に純を連れて行った。



休憩室はそんなに広くない。



座るのは2人用ソファ。



純と俺は並んで座る。



って、何から話せばいいかわかんねぇよ…。



俺はタバコを取り出し火を付けた。



長い沈黙。



最初に口を開いたのは純だった。



「タバコ。変わってないんだね。」



タバコ…。



「あぁ。お前からもらったタバコもまだ持ってる。」

「何で…。」

「捨てらんねぇよ…。なぁ、純。一華って俺の子か?」

「……。」

「だからいなくなったのか?」

「……。」



何も言わない純。



やっぱり俺の子だよな?



「純、俺はお前を恨んだりしてねぇぞ?だから本当の事言えよ…。」



俺がそう言うと純は重い口を開きだした。



「太一の子だよ。多分あの日、クリスマスに出来た。」



クリスマス…。



酔い過ぎてて覚えてなかった時か…。