一華はカウンターに座ってニコニコしてる。



純は何か考えてる様子。



俺は一華と純にパスタを出した。



「太一が作ったの!?いただきます♪」



そう言って食べ始めた一華。



純はパスタを見つめてる。



「せっかく作ったんだから食えよ…」



俺がそう言うと純はフォークを持って食べ始めた。



純、変わんねぇな…



全然老けてねぇ。



純は俺の作ったパスタを泣きながら食った。



「太一お料理上手だね♪」

「まぁね♪プロだから。ママの料理はうまい??」

「あ、うん。まぁまぁね…。」



変わんねぇのか…。



「純、俺、怒ってねぇよ?だから普通に話さねぇ?」



俺がそう言うと純は頷いた。



でも子供がいる前じゃ話なんかできない。



「イチ!!純ちゃん!!」



春輝さんと拓が店に来た。



「拓、春輝さん、チビと遊んでてくんねぇ?」

「任せろ♪」

「なぁチビ、あのオジサン達が遊んでくれるって!!全然怖くねぇから遊んで来たら??」

「遊ぶ~♪」