拓から純の事を聞かされて数日がたった。



イヤでも時間は進んで行く。



俺は今日も店を開ける。



俺が外を掃除してたら、カワイイ女の子が店の前に立ってた。



「どうしたチビ?」

「コレなぁに?」



女の子は店の看板を不思議そうに眺めてる。



「看板だよ♪」

「何て書いてあるの?」

「ジュン♪」



すると女の子は俺を見つめてニコっと笑った。



「ママと同じ名前♪」



ママと同じ…



子供…



「なぁチビ、チビの名前は?」

「お兄ちゃんが最初に教えてよ!!」



俺が!?



「太一だけど…」

「太一?」

「うん。チビは?」

「相沢一華です♪」



ママの名前は相沢…純…。



イチカ。



タイチ。



「チビ、何歳?」

「一華はもうすぐ4歳♪」



俺の頭はおかしくなりそうだった。