『いゃ、もう無理だよ。死ぬ〜!』

『絶対間に合わないじゃん!(泣)』




もう私は諦めていた。




「そんなこと言ったって

仕方ないんだから急ぐよ。」




ママのその言葉を最後に

私たちはひたすら歩いた。










そして結局タクシーは

通らず歩き続けた。





迷い続けた結果

学校に着いたのは

9時を完全に過ぎていた。