『・・・・・・ふ~ん、とにかく買いにいくぞ』


『えっ!?だ、だから着ないってば!!』


大丈夫大丈夫、お店の中は雑貨屋さんだよね。
きっと・・・・・・。
監督の笑いが怖かったけど。


ーーーーカランカラン


『いらっしゃいませ~何をお探しですか??』


・・・・・・ええーー!?全然大丈夫じゃなかった!!
雑貨屋さんじゃなくて服屋さんだよこれ!!
中身さっきと全然違うじゃん!!

あ、でもメイド服はやっぱりこういうお店には売ってないよね!?


『メイド服ってありますか??』


『メイド服ですか?ありますよ。こちらです』


・・・・あ、あるんですか。
うん・・・・なんかつっこむのに疲れちゃって。


『はい、サイズを選んで試着してください。お気に召しましたらレジにお並びください。それでは~』


『わかりました。ありがとうございます』


『・・・・・・』


なんかもう、わけがわからない。


『よし、千咲。このメイド服を着ろよ』


『えっ!?・・・・・き、着たくない!!』


『ふ~ん、じゃあ俺が着替えさせてやる』


『えっ!?ちょっと!?ゆ、優!?』