お家には誰もいないみたいだった。
リビングに通されて
ちょっと待ってて…と言われ
辺りをキョロキョロ見ていた。
けどーーーーーー…。
パタパタパタ!!
何かが駆け寄ってくる!?
後を振り向いたら
可愛いワンコ♪
「きゃーっ♪可愛い!パピヨン?」
「さくらって名前」
慎吾クンと一緒に部屋に入ってきた
さくらは
しっぽをフリフリして
ソファに座ってるわたしの膝を
行ったり来たりww
「さくら。お前はリビングで
大人しくしとけよっ」
慎吾クンはそう言うと
「こっち…」
と手を差し出してわたしを
慎吾クンの部屋に案内してくれた。