「ほんとにww目パンパンだな」


わたしの顔をマジマジと覗き込み
少し笑ってる…。

ぶくっと両頬を膨らますと
慎吾クンの両手で簡単に潰された。

「おはよwwこのまま…
ちょっと連れ去っていい?」


へっ!?
どこへ!?



返事をする間も無く
バイクに誘導され
わたしはそれに跨がった。


「どこへ行くの?」

「いいから…着いて来ればわかるってww」



走り出したから
慎吾クンにしっかり掴まった。



あっ…。
ここ…………?