「………音彩ちゃん?」 「草太さん。すみません………私やっぱり空雅が好きです」 空雅がたとえ双海さんを好きでも 私は空雅を好きでいるよ 「だからお見合いの話は……」 お見合いを断ろうとしたら草太さんは何かをジッと見ていた 視線の先を見ると 「空雅………」 空雅と双海さん あちらも両家の両親らしき人達といた もしかして 「お見合い?」 あっちもお見合いなんだろうか