「しっ……信じてます。いつも」



「音彩、今度旅行行こうか」



「この間、ドイツに行ったばかりじゃないですか」



「2人になりたくねぇの?」



そんな可愛いことを言われると



「………なりたいです」



駄目なんて言えなくなる



「何処行きたい?」



「私、空雅の家に行きたいです」


「それ、旅行になんない」


「そうですか?私、空雅と一緒なら何処でもいいんです」



空雅は優しく微笑み頭を撫でてくれた