「………くっ……ずりゅう」


男の顔がみるみる青くなる



「女性に手をだすのは紳士的ではありませんね」


くずりゅうと呼ばれた男は私と男の間に立ちはだかった




「少しお話を伺ってもよろしいですか?」


「はい?」


くずりゅうは私の腰に手を回し誘導し始めた



「草太も」


「おっおう」


草太と呼ばれた男とくずりゅうと私の奇妙な3人で向かったのは屋上だった