だけど
「すげえキスしてぇ」
たまらなく愛しい気持ちが溢れた
「音彩、入っていい?」
「駄目に決まってます!」
「拒否権はねぇよ」
ずかずかシャワールームに入ると身体をタオルで隠し顔を真っ赤にする音彩が視界に入った
「俺、すげえ好きだから」
「ふぁっ!?」
服が濡れようが関係なく音彩を抱きしめた
「俺を好きになれよ」
「…………勝手な意見ですね」
「ハハッそれが俺だ」
「そんな方を好きになれと?」
音彩はとりあえずシャワールームから出ていけと言って俺を追い出した
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