「音彩ちゃ〜ん空雅ぁ、出番だよ」


草太さんが私達のいる控え室に入って来た



「他のクラスもレベル高いけど我がクラスが1番だね」



草太さんはうんうんと1人で納得していた



「男子は空雅が1番だし女子も音彩ちゃんは断トツだ」


「草太、俺のジャケット」


「ほい」


バサッとジャケットを羽織る空雅に少しだけドキッとした



「音彩、後ろ向け」


「はい」


とりあえず空雅に背中側を向けた


すると



「………っ!?」


後ろからチュッと首にキスされた