「音彩の気持ち知りたい」



「………します」


「何?」



空雅は悪戯をしている子供のような笑顔で



「………愛します!」



私の心を読み取るんだ



「よくできました」


優しく触れる空雅の手が好き



音彩と名前を呼ぶ低い声が好き



私を包んでくれる腕が好き



空雅の全てが好き




「ずっと傍にいて下さい」



「言われなくても、我が儘な姫の傍にいますよ」



「…………大好きです」



「襲うぞ。コラ」




一生貴方について行きます






End




注:次ページより番外編入ります