「音彩は俺から離れても平気なんだ〜。俺ばっか好きで馬鹿みてぇ」


「いや……そのっ……」



「もう邪魔しねぇよ。好きなだけ勉強すれば?」



あえて冷たく突き放す



そうすると



「私も好きです!だけど抱きしめられるとドキドキして勉強に集中できませんから………」



真っ赤な顔して俺を追いかけてくるから





「へ〜そんなに俺のこと好きなんだ」



「なっ!騙しました!?」


「ほら、勉強しろよ。ず〜っと抱きしめてやるから」



「空雅の馬鹿……」



相当ハマっている俺は重傷のようだ