「ああ!?今こんな楽しんでんじゃねーか」




「勝は何だって楽しんでんだろ!あたしは特別に楽しむものが欲しいの!」




「……つまり青春?」




啓介が何気なく言った一言が、この場の空気を変えた。




「………そうか。そうか!今の俺たちに足りないのは青春だ!そうだ!」