「空くん、楽しい?」

「うん。」

「よかったぁ。」

「はるかせんせいも
いっしょにあそぼ。」

「いいよ。」

私は手で水をすくって
空くんの体に少しかけた。

そしたら空くんも
私に水鉄砲を向けて
発射してきた。

「きゃーっ」

空くんはケタケタ笑っている。

「もうっ、
濡れちゃったじゃなーい。」

「ママが言ったんでしょ、あそぶって。」

(…え!?いま、何て?)