時間がたつのは早いもので……

あれから3ヶ月がたちました

「おらっ てめぇらさっさと働け」

副会長 南波 陣

「はぁ?陣に命令されたくないっての」

会計

あたし東城 冴慧

「いいだろが 副会長命令だっての」

「馬鹿陣っ なにが副会長よ ろくに仕事しないくせにっ」



「………てめぇらうるさいっての」

あたしと陣に激がとぶ

「静かにしろよ 集中できないから」

会長 北条 那智

「「ごめん」」

あたしたちも3年生になり新しい生徒会がはじまりました

今年は『西』がつく人と『玄武』に関係する名前の入学者がいなかった

……だから

「兄貴ー 資料消えた うぜぇ」

書記 南波 蓮

「もー わけわかんない やになる~」

特別処置として前役員だった

綾瀬 波美

このメンバーで生徒会組織を築くことになりました

「あ……ちょっとあたし用事があるからっ」

あたしは時計をみて生徒会室を飛び出した

「冴慧 さぼりとか許せねぇし 俺も帰る」

「ついてこないでよね 大切な用事なんだから」

あたしは陣を軽く睨み付けて生徒会室の扉を思い切りしめた