──「………わかったよ」

「えっ?」

「何度もいわせんな」

「い、いいんですか…?」

「………」

ギロッと睨みつける
彼の大きな目が、
私を一瞬で凍らせた。



「……!!スイマセン」



「よし、悠も
了解したということで、
決定だな!!」

「そうだね。
よろしく、恋。」

「あ…は、はい!!!」


「それじゃぁ、レッツゴー!!!」


「え!!?これから授業のはずが……」

「授業なんていいの〜
今日は恋の
いらっしゃいパーティー!!
を理由に学校サボる〜」

「で、でも、どこでですか…?」

「寮だよ、寮!!」

「寮……?」


「うん。


今日から、俺たち4人で
一緒に住むからね。」



───「…………???!!!!!!!」




こ、これはどういう
ことでしょうか……。

あ!、まず、
整理してみよう…うん。


施設を離れて、
今日、この学校にきて…

教室に入ろうとしたら
いきなり食べられそうに…

そしたら3にんが守ってくれて…

それで、寮で3人と一緒に暮らすと…。


ありえない……。


女の私が
見ず知らずの男3人と
いきなり同居なんて…


「どうしよう……!!!」