「ううううう浮気なんてしないよ」

「不倫か…あいつ細君いるだろ」

「た…たぶん」





 フッと笑うと手招きをした海斗君。





 ギュッと耳元に顔を寄せた。





「浮気とかマジねぇからな? したら血全部飲む」

「………………はい、すいません」

「ついでにスカルゴーストに渡してきてやってもいいぜ?」

「結構です…」





 口元を押さえて必死に笑いをこらえてる海斗君。





「ん、なら帰り待ってろ」




 クシャッと頭を撫でられてパックの小さなオレンジジュースをくれた。




「ありがとー」