坂下「あそこからは今大量の毒風が送られている…
ここは地下室とくっついているんだよ
さっき言っただろう?
地下室で…人体実験をしているって…
こんなこと容易いことなんだよ」
そう言って狂ったように坂下は笑いだす
あたしはッ坂下の顔を見た
その顔にはガスマスクがしてあった
それで…大丈夫…なの…か…
薄れていく意識の中でそう思った瞬間
耐えられなくなった体は崩れていった
あたしは手もつかずに倒れた
あたしは…もう…
駄目かも
ね………
最後に目から一粒の涙と
心の中でメッセージを残して意識を手放した
今まで…ありがとう