坂下「なぜしんどいのか…


教えてあげようか?」


蓮香『ゲホッ…!!』



暫くせき込んでいると手に生温かい感触を感じた



ゆっくり手を口から離してみてみる



蓮香『…――ッ!!!』


そこには血が付いていた




坂下「血も出てきたみたいだな…」


また小馬鹿にしたような声が部屋に響く


蓮香『なに…した…ん…だよ…ケホッ』


あたしは立っていられなくなって膝をついた



坂下「ここ、どこか知ってる?


組長室だよ?


もし攻められたとき…ここにはきっといっぱい押しかけてくるだろう



だから…ここは換気扇…と見せかけた…」






まさか…





嫌な予感がしてきた…