グラッ


蓮香『っつう…』



めまいがし始めた



蓮香「…ハァ…ハァ…」


いきなり疲れも出て来た…


なんだよ…これ…

あたりを見回すと


周りにはあたしの奴以外が倒れていて、とりあえずはここにいたやつ全員を倒したみたいだ


たぶんこの家に住んでいた下っ端や幹部は全て倒しただろう…


だが、出かけている奴、他で住んでるやつ…


などがいるからまだ全員ではないはず…


まだ気は抜けない…


それに、坂下や有梨や斗真がいない…


よく見ると、体は擦り傷だらけだった


「フッ」


この場には場違いな、鼻で笑った声が聞こえた


蓮香『誰…だ…よ…ハァ…』



だんだんと意識がなくなりそうになってくる



バチッ



あたしは頬を叩いて痛みで脳を起こす


頬にあった擦り傷ごと叩いたからかなり痛かった