魅里・・・大好きな魅里・・・

魅里、

どうして私に話してくれなかったの??

中学も、ず~~と一緒だと思ってたのに・・・。

魅里と、このまんま離れるなんて絶対イヤだよ・・・。

どんなに泣いても、なびだは止まることなく流れる。

どの位、泣いたのだろう??気がつくと周りは真っ暗だった。

私は、そのまま、家に帰った。

「有美~~電話~~」

お母さんの声だ。

でも今は、電話に出たくない気分だ・・・。

「今は無理~~お母さん、断って・・・。」

「もぉ~~有美~~」

お母さんは怒って私を無理やり電話に出させた。

「もしもし??」

今にも泣き出しそうな声を出しながら私は答えた。