「私、魅里にブレスレット、本当に送ったんだけどな~~・・・。」

冗談のように私は言った。

しかし、魅里は、本気なって、怒り始めた。

「もぉ~~本当に来てないって!!」

「何??有美、信じてないの??」

私は思わず言い返してしまった。

「魅里こそ、本当は来てるんじゃないの??」

「何それ~~~」

魅里は泣き出した。

私と、魅里はもめた。

たかが、届いたか届いてないって話だけなのに・・・。

カフェにいた人たちはみんな私達を見た。

「もう、有美なんか知らない!!大嫌い!!」

「私だって魅里のことなんて大嫌いだよ!!」

魅里はカフェを出て行った。

何で??普通だったらこんなことじゃ喧嘩しないのに・・・

思ってもいないことを魅里にいちゃったよ・・・・

私はその場にしゃがみ大泣きした。

実は、ココまで喧嘩するのには理由があった。

魅里は・・・中学になる前に、隣の町に引っ越してしまうのだ・・・。

この話は、魅里カラじゃなく、親から聞いた話だ。