「ふざけるなよ!あいつは自殺したんだよ!俺らには関係ないだろ!それで、次はどのコードなんだ!!」

すかさず反論した。
タイマーの表示は01:26。
間に合うのだろうかという焦りと、極度の緊張から、俺は冷静さを完全に失っていた。

「次は先程と同じように青いコードを抜いて下さい。…私は兄の部屋から日記を見つけました。そこにはあなた方からの嫌がらせに必死に耐える、兄の強い意志を感じました。そんな兄が自殺なんてするはずありません。」