「あと5分もないくらいですね。
爆弾の場所はまだわかってないことだと思います。

もう1つヒントを差し上げましょう。
『6743521』

これできっとわかると思います。
爆弾と一緒に電話番号を書いた紙をおいてますので、見つけたらすぐに電話して下さい。」


メールを読み終え考える。

『たにのえしまお』
『6743521』

ヒントを原稿の裏側に書き出すとあることに気づいた。

額には冷や汗が滲む。
正直ラジオなんてやっているほど、心の余裕はなかった。