『お疲れ様でした〜!』


パネル練習が一通り終わり昼休みへと入る



「ゆきちゃん暑い中お疲れ。」



「あ、うん、川崎くんこそ。」



「俺彼女以外の女とこんなに喋ったの初めて、なんか不思議な感じする」


またまたトクンと波打つ鼓動。




「じゃ、午後も頑張ろ」



「団! 応援団頑張ってね! 川崎くん見てるから」



「はは、緊張するな〜」



私に背を向け手をヒラヒラと振った。




「ゆきちゃん、いつのまに川崎くんと仲良くなってんの?」


いつから見ていたか分からないなおが

ニヤニヤしながら聞いてくる。



「別に仲良くないから!」