「タスク先生、女心に鈍いって言われるでしょ」


「え? ……はぁ」



たしかに図星。



「健全でまっすぐすぎるのよね、タスク先生は。さっきナオミ先生、ちょっと怒ったと思うわよ~」


「っ!! …俺、あやまってきます!」


「いいの、いいの。あの場合、正しいことを言われて気づかされた方がいいのよ」



園長は俺を止めて意味深に微笑んだ。